【 2008 年 05 月】 更新履歴 

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  05.30.  【 雨に濡れても 】  雨に濡れても<4>完   さわりを読む▼
  05.29.  【 雨に濡れても 】  雨に濡れても<3>   さわりを読む▼
  05.28.  【 雨に濡れても 】  雨に濡れても<2>   さわりを読む▼
  05.27.  【 雨に濡れても 】  雨に濡れても<1>   さわりを読む▼
  05.23.  【 身勝手な男 番外編 企画 】  身勝手な男たち<5>完   さわりを読む▼
  05.22.  【 身勝手な男 番外編 企画 】  身勝手な男たち<4>   さわりを読む▼
  05.21.  【 身勝手な男 番外編 企画 】  身勝手な男たち<3>   さわりを読む▼
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雨に濡れても<4>完 

雨に濡れても

 「久しぶりだな」会社帰りの俊司を、仁田が待ち構えていたのは、昔待ち合わせをしていた駅前の公園だった。不遜な態度は相変わらずだ。吐き気がしそうな程の嫌悪が、俊司を襲う。「今更、何の用だ?」冷たくいい放つ俊司を、仁田は肩をすくめてやりすごした。「ふん、えらく冷てぇじゃ無ぇか。ベッドの中ではあんなに可愛かったのによ」ニヤリと獰猛に微笑んだ仁田の顔に、俊司は唾でも吐きかけたい衝動に耐える。最低な男だ。こん...全文を読む


雨に濡れても<3> 

雨に濡れても

 そうして一年が過ぎるころ、また桜の季節がやってくる。満開になろうとすると雨が桜を散らしていくのは、何故なのだろう。仕事は順調とはいかないまでも、不況の中でも何とか好調で、週末ごとの篤志の訪れも途切れることは無い。だが、春の雨が桜の花びらを散らすたびに、俊司は落ち着きを無くしていった。「あら、久しぶりじゃない? ずいぶんお見限りだったけど、どうしたの?」ほぼ一年ぶりに顔を見せた俊司に、常連のオネェが...全文を読む


雨に濡れても<2> 

雨に濡れても

 「俊司さん。開けてください」いつしか外は静かになっていた。だが、開けるとソコに仁田がいそうで、身体を洗った後も、ひたすら風呂に入り続ける。そこに、掛けられた馴染みのある声に、俊司はほっとして風呂場の掛け金を外した。「俊司さん。何で、そんなところに立てこもっているんですか?」篤志の柔らかな視線に見つめられて、俊司は躯の力が抜けるのを自覚する。ふらりと倒れかけた躯を、篤志のがっちりとした腕が抱きとめた...全文を読む


雨に濡れても<1> 

雨に濡れても

 雨の降る日は、妙に人恋しい。大型犬・年下・敬語攻×年上上司受<2> <3> <4>完篤志はそぼ降る雨の中を、傘を差したまま走っていた。金曜の夜半から振り出した雨は、朝になっても一向に止む気配が無い。走り続ける川沿いの道には、満開の桜がはらはらと花びらを落とし続けていた。その中を人一倍立派な体躯をした篤志が走っている様は、何処から見ても異様で、すれ違う人たちが、一様に目線を投げ掛けて行く。だが、篤志...全文を読む


身勝手な男たち<5>完 

身勝手な男 番外編 企画

 「頭、痛ぇ……」「大丈夫か? 水いるか?」優しい声が俺の頭の上から降ってくる。「う~~~、水、ください」ここ、何処だ? 宴会は終わったのか?「ほら、水だ」冷たいコップの感触が気持ちいい。「ありがとうございます~~~~」誰かは知らんが、平川の声じゃ無い。とすると、誰か会社の人に迷惑掛けてるんだろう。「ホントに酒、弱いんだなぁ。いきなりぶっ倒れるとは思わなかったぜ」「俺、いつもそうなんで。すいません。こ...全文を読む


身勝手な男たち<4> 

身勝手な男 番外編 企画

 「小島くん、今日の新歓出るわよね?」「熊谷は?」熊谷麻貴は俺の同期で唯一の女の子だ。「出るに決まってるでしょ。受付なんて、意外と出会い無いんだもの。今日は全員参加だって云うからには、社内のいい男チェックよ!」「あははは。パワフルだなぁ」「当たり前よ。小島くんだって、販売部の女の子も来るのよ。チェックしておかないと、乗り遅れるわよ」入社から一ヶ月後に行われる、新入社員歓迎会は、余程の理由が無い限り、...全文を読む


身勝手な男たち<3> 

身勝手な男 番外編 企画

 「うちの新人です」「小島と申します。大学出たてで何も判りません。よろしくご指導下さい」俺は、佐伯さんに教わった通りに頭を下げる。「小島くんね。ねぇ、佐伯くん、これからうちの担当は彼ってコトでいいのかしら?」工務課のお局さまだと言う取引先の女性は、推し量るように俺を眺めた。「おタクの渡部くんだっけ? 使えない子だったし、林さんは主任さんで、フォローはしてくれるけど、うちの担当じゃ無いじゃない? 君が...全文を読む


身勝手な男たち<2> 

身勝手な男 番外編 企画

 「で?お前、今営業事務なワケ?」勤めだして、最初の週末。昼過ぎまで、布団の中だった俺は、何度も鳴る携帯の音に叩き起こされた。「うん、いずれは戻してくれるらしいけど」同期入社の平川に呼び出されたマックは、ビルの中の本屋の脇で、週末の駅前の割りには人が少ない穴場だ。「ホントかよ。嬉しがらせじゃ無いだろうな?」「来週から外回りだって。青山のスーツでもいいけど、ネクタイはちゃんとしたの買えって云われた」「...全文を読む


身勝手な男たち<1> 

身勝手な男 番外編 企画

 とあるゲイカップルを新入社員の目線で見てみました。本編「身勝手な男」シリーズはこちら<2> <3> <4> <5>完「小島くん、彼が君の教育係の佐伯君だ」「はい」返事をした声が裏返った。豪胆だと大学時代に散々言われていた俺も、いわゆるところ、人の子だったようだ。「営業部の佐伯英次だ」俺が前に立った男を、馬鹿みたいに口あけて見詰めたのは、無理からぬことだと思って欲しい。いや、なんで?って、その男の綺...全文を読む


 

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