【 2010 年 12 月】 更新履歴 

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犬の恩返し<番犬の憂鬱> 

番犬の憂鬱

 さて、本日はコミケです。やっと冬の無料配布が出来上がったので、秋の無料配布UP。番犬の憂鬱。秋の学園祭バージョンです。【犬の恩返し】「正月くらい家に帰れ」世間一般的なクリスマスと、お正月の予定を確認していた時だ。大学最後の秋。就職も決まり(残念ながら、真幸さんの勤める創伎には受からなかったが、それでもうちの大学のレベルとしてはかなりのいい企業だ)、大学祭の準備くらいしかやることが無い。来年は俺も忙し...全文を読む


西銀座一丁目テーラー角田<6> 

西銀座一丁目テーラー角田

 「お前、可笑しい」「何が、だ?」栄太とさおりを送り出した店に残ったのはシゲだけである。珈琲カップを片付けながら、角田が振り向いた。「あのガキ、やたらと特別扱いじゃねーか。お前、ああいうのがシュミなのかよ」「まさか!」「気付いて無いのか? 仕事場に入れるようなこと、俺だってされたことは無いぞ」イライラと煙草をくわえたシゲの口から、煙草をもぎ取った。「禁煙だぞ」布に煙草の香りが付くのは宜しくない。故に...全文を読む


西銀座一丁目テーラー角田<5> 

西銀座一丁目テーラー角田

 「珍しいな、お前がこんな時間に来るなんて」角田は店先に立つ旧友に、少しだけ丁寧な言葉を掛けた。大体が、この男が銀座の店を訪れるのは、店を閉める前の時間だ。これから、夜の街へ遊びに行く前が多い。夕刻の店に現れるなどというのは、非常に珍しかった。未だ普通に客が訪れても可笑しくない時間だし、何よりも店先だ。ほんの少しだけ乱暴な口調を控える。「お前の珈琲が久しぶりに飲みたくなってな」「うちは喫茶店じゃねー...全文を読む


2010/12/30 コミックマーケット79 

収納庫


2011年冬イベント既刊・通販のお知らせ 

収納庫


西銀座一丁目テーラー角田<4> 

西銀座一丁目テーラー角田

 「こんにちは」扉を開いて入ってきた栄太を認めて、顔を上げた角田が微笑む。「いらっしゃいませ、金沢さま」今日は、珍しく店に先客がいた。高級そうなスーツを羽織った、年配の夫婦だ。栄太は一気に気後れを感じて立ち尽くしてしまう。こういう店に似合いなのは、こういう人たちではないのだろうか。布を手に取る仕草も優雅で、品の良さが滲み出ている。「どうぞ、金沢さま。ちょうど本日形が仕上がったところです」角田に促され...全文を読む


西銀座一丁目テーラー角田<3> 

西銀座一丁目テーラー角田

 出来立ての名刺を差し出す栄太の手付きは、まだまだぎこちない。「これはご丁寧に」それに対して角田はまるで見本のように、うやうやしく受け取って見せた。それが判ったものか、栄太は角田の仕草をじっと見ている。「少々、お待ちを」あまりにも素直に、大人としての行動を学ぼうとする姿は、自分の若い頃に比べると、随分と真面目だ。そのあまりの素直さに何かしてやりたいと思う自分は、おせっかいな大人になったと苦笑する。「...全文を読む


 

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