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どうでもいい男(ひと)<10> 

連載小説

 その日の久遠の機嫌は最悪だった。いつも通りに始業時間ギリギリに出社する。真面目な朔はすでに仕事を始めていた。「おはよう」挨拶の声に応えるのは様々だ。昨日の今日である。胡散臭げな視線を向けるもの、気にせずに挨拶を交わすもの、ひそひそと言葉を交わすもの。その中には派遣の女へ妙な視線を投げるものもいる。おそらくは呼び出しの前に嬉々として情報を広めていたのだろう。完全に仇になった行動力にひっそりと笑いが漏...全文を読む


どうでもいい男(ひと)<9> 

連載小説

 「久遠主任。すみません、あの俺じゃ役にたちませんか?」「何に?」半ば予想の付いた言葉を、いかにも知らぬげに久遠は恍けて見せる。カウンターで手の中のグラスを弄びつつ、それでも硬い決意を覗かせる視線を向ける朔に罪悪感を煽られるが、そうでもしなければ朔が現れなかっただろうとも確信している。女の脅しに屈したのは、自分が大事だからではなく、久遠を思っての事だろうと簡単に推察は付いた。そうすると脅しのネタもお...全文を読む


 

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