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拍手御礼 

いつも拍手ありがとうございます。

「残り香」に感想頂きましたMさま。残り香に関しては実はもう一つ番外編がございます。順番に掲載していきますので、どうか、もう少しお待ちください。

「BARエルミタージュ」のリンク外れご指摘頂いた方。ありがとうございました。
このブログは、モバイルページで見やすいようにしているつもりなので、携帯で読みづらいと思ったら、またご指摘いただけると助かります。

「困惑する男」面白いと云っていただいたAさま。もう少し、身勝手な男シリーズは続きますので、続けて読んでいただけると嬉しいです。

「メンズラブが好きだ」と云ってくださった、Mさま。ごつい男ばっかりで引かれるのではないかと思いながら書いておりますので、とても嬉しいです。これからも大人の男路線でやっていきますので、よろしくおねがいします。

「身勝手な男シリーズ」が大好きだと云っていただいた方。本館は携帯ではかなり見づらいので、こちらに、徐々に移行しています。もう少し、お待ちください。

このほかにもたくさんの拍手をいただきました。
御礼申し上げます。
これを励みにがんばっていきますので、また読んでくださると嬉しいです。

<真名あきら>

下は読んでいただいた方へのお礼小説です。
腐母の会の10月のテーマ「秋の味覚と筋肉」に掛けて書きました。
読みたい方は先へどうぞ。

【秋の味覚で、楽しい夜食】


「げ、間に合わなかったか」
俺はがっくりと、シャッターの下りた通いなれたスーパーの前で、肩を落とした。
さすがに今日買い物しないと、冷蔵庫の中身が侘しい状態だったんだが、中期決算で、営業部の取り纏めを総務へ提出しなければならないとあって、さすがにこの二週間は残業続き。休日も出勤しているとあっては、買い物に廻る時間なぞとれない。
「仕方ねーな。今日も買い置きで済ませるか」
冷蔵庫の中身は、じゃがいもとにんじん、ごぼうなどの根菜類と缶詰が少し。後、社員旅行で買ってきたハムがあったっけ。
それもかなり少なくなり始めている。下手をすると、明日も買い置きで済ませる羽目になりかねない。
「いよいよ、コンビニか」
最近は、コンビニでも野菜は売っているのだが、新鮮さが落ちる割には値段がお高めで、俺としてはあまり使いたくない。
「背に腹は変えられないか」
仕方なく、商店街の入り口のコンビニに寄った。野菜はろくなものが無いが、時期とあって、ほんしめじが安かった。それにたまごと牛乳を買う。牛乳はパックのものではなくて、瓶入りの農協直送の奴だ。恋人のお気に入りでは無いが、ここは我慢してもらうしかない。
小さめのかごをレジに置くと、二人の女性店員が先を争うように、レジに立つ。
「いらっしゃいませ~」
若い女だが、声が媚を含んでいて気持ち悪かった。
「さっさとしろよ」と云いたいのだが、恋人の住む商店街で、そんなこと云い出せるはずも無い。
態とらしく握ってくる手や、色気を含んだ視線に、ぞっとするものを感じながら、俺は何とか支払いを終えた。コンビニを出た瞬間、ほっと息を吐く。
俺に気があるのは解かりきっているが、ああもあからさまだと気分が悪い。もっと控えめになれないものか。
さっさと家に帰って口直しをするに限ると、俺は恋人の家へと脚を向けた。


「おかえり~」
どうやら、シャワーを浴びていたらしい。下半身はスウェットで包まれ、均等な筋肉の付いた上半身は首に掛けたタオルだけだ。
「機嫌悪いな。英次」
乱暴な仕草で、がしがしと濡れた頭を拭く久世から、タオルを奪って、マッサージするように水滴を拭う。
どうやら、気持ちがいいらしく、俺の手に頭を委ねている久世に、ゆっくりと唇を重ねた。
逃げる舌を捕らえて、翻弄する。
唇の端から、飲み込みきれない唾液が伝う頃に、ようやく解放してやると、隆大の目は潤んでいた。
「口直し」
「お前、な。また、どっかのオンナに迫られでもしたか?」
「入り口のコンビニ。べたべたしやがってキモイんだよ」
処置無しとばかりに、久世が肩を竦めた。そのまま、テーブルにあぐらをかいて新聞を読み始める。
俺はその横にスーツを投げると、メシの支度をはじめた。

ごぼうと人参は昨日きんぴらにしたから、今日は煮物にでもするか。
均等に短冊にして、出汁の元を入れた沸騰したなべに放り込む。短冊にしておけば、煮るのにそんなに時間は掛からない。
それから、じゃがいもの芽をとって、スライスする。そのまま、もう一つの沸騰させたなべに放り込んで、今日買ってきたじめじを開ける。
久世はきのこが好きだ。一袋すべて刻んで、じゃがいもの鍋にコンソメスープと共に放り込む。しめじに火が通る頃には、にんじんとごぼうがいい具合に煮えている。
みりんとしょうゆで味を調え、コンソメスープには、溶いたたまごを入れて、火を止めた。煮物がひと煮立ちする頃には、たまごがいい具合に半熟になっている。
後は山盛りの白い飯さえあれば、充分って奴だ。


「うまい!」
久世は、気持ちがいいぐらい大口開けて、ばかばかと食っている。こんな顔が見れるのなら、残業の疲れも吹き飛ぶってもんだ。
俺って小市民だよなぁ。
「お前と同居してよかったと思うのって、こういう時なんだよな~」
幸せそうな久世の呟きには、俺も同意だ。こういう幸せそうな顔が見れるなら、いくらでも飯くらい作ろうってもんだぜ。

で、その後は当然――――

「英次?」
「うん?」
久世の部屋には、シングルベッドと布団が並べてある。当然の如く、ベッドへ上がった俺に向ける、久世の視線は、戸惑いを含んでいた。
「今日、平日だし、俺もお前も残業続きじゃん?」
「そうだな。でも、そろそろ補給させてもらわないと」
何を?など云うまでもない。久世が視線を逸らした。
「残業続きの中で、俺はすごく頑張っただろ? 仕事だって、手は抜いてないし、帰ったらきちんとお前にメシ食わせてさ」
「そりゃ、そうだけど」
総務に勤める久世が、俺の仕事ぶりを知らない筈は無い。というか、久世に認めてもらいたくて頑張ってるんだぜ。
「仕方がないな。一回だけだぞ」
期待に満ちた俺の視線を、久世はちゃんと受け止めてくれる。
俺は、満ち足りた気分で、『収穫』に精を出すことにした。

<おわり>
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~ Comment ~

Re: 昨日からぐるぐる

ありがとうございます。
身勝手な男シリーズは、リアルにいそうな感じというのを前面に出してます。
思い出したように書いていきますので、これからもよろしく。
[2009/10/20 20:41] 真名あきら [ 編集 ]

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[2009/10/20 16:54] - [ 編集 ]

まだまだ続きます

Mさま>本館掲載のものは徐々に此方へと移行の予定です。完結のもののみを移しております。お待ちください。

あさき夢みしさま>身勝手シリーズは一応、現在の完結作品は、現在連載の、特別な男で最後ですが、SSもありますので。
[2008/10/16 20:24] 真名あきら [ 編集 ]

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[2008/10/15 02:58] - [ 編集 ]

お礼小説ありがとうございました!

身勝手な男シリーズ、私も本当に大好きです♪シリーズはまだ続くのですね、嬉しい!!
[2008/10/14 21:15] あさき夢みし [ 編集 ]















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