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拍手御礼 

今回も、たくさんの拍手を頂きました。
内緒コメ下さった方へ。この場を借りて御礼申し上げます。

愛があるよ~>
こうなるとどっちが上でも下でも構わない感じですが、一応、リバでいかせていただきました。

圭の一途さに胸が打たれます>
うらやましい程、マスター愛されてます。きっとこのまま、幸せな場面を盗み見るように書くことがあるかと。
佐伯×久世は当然、いろんな話があります。楽しみにおまちください。

この二人の温泉旅行の話が読んでみたいです>
今現在書いております。別館でのUPはもう少し先ですが、お待ちください。

渥美×鈴木カップルも好きです>
携帯から読みにくいというのに、本館まで行って読んでいただいて、ありがとうございます。途中から読めるようにメニューを一話目に置くようにしました。また、気付いたことがあれば、云ってくださいね。

更新無くて寂しかったです>
やはり、イベント前に切羽つまると、更新が滞りがちです。ご容赦を。
イラストのトリメさんにも大変感謝してます。あんな骨だらけの鈴木を描いていただいて。

こんなところに真幸が>
小悪魔真幸は、出来る男ですが、どこまで見抜いているかは謎です。

自信過剰な綾子さんの様子がリアルで>
こういう女は結構います。別にそんなにリアルな女性像を出す必要はないと思うのですが、やはり人間的なものを書きたいと思っています。

何時、亮だと気付いたのか>
そうですね。番外編の話は既に出来ているので、また書いたらUPします。
答えはその中で。

最後が消化不良な感じで>
いつも書かないタイプの話で、どうしてもまとまりが悪かったですね。
これも、番外編を書きます。どんな感想でも嬉しいです。褒められるのも、嬉しいですが、足りないところを云ってくださると、ファイトが沸きます。

女々しくならない男同士の世界>
書き始めた当初は、口の悪い友人に「ぎりぎりボーイズラブ」などと云われたものですが、最近では「メンズラブ」だと開き直っています。多分、この世界観は変らないと思うので、末永くお付き合いください。

逞しく順応力のある誠吾が好きです>
受けがオトコマエなのはいつものことなのですが、今回ほど、オトコマエだったことはありませんでした。堅実なオヤジキャラという需要の無いものを書いた気がしますが。

このシリーズの女性キャラのカッコよさに惹かれます>
仕事をしているシーンとか、書かないと、ホントに仕事できるの?という感じではないかと思い、いつも具体的なシーンを入れています。会社で仕事をする上で、女性の力って侮れないと思うので。

佐伯のお母さんは籍を入れると聞いても喜びそう>
多分、喜ぶでしょう。彼女の考え方には、医者であるが故の寛容がありますが、そこはいずれ書くつもりです。

画像が見れなかったんです>
携帯からの画像閲覧は、タイトル横の画像のマークをクリックしてくださると、画像表示の画面に切り替わる筈です。これはどのテンプレートも同じ設定になっています。

三十代なんて全然大丈夫ですよ>
小児性愛ものはさすがにありませんが、ショタ攻めはあるかもしれません。
大半は、オヤジばっかりか、若い子も可愛いタイプはいませんので、ご安心を。

年上受け大好きです>
すみません、ご期待に沿えず、アデイールがお相手でした。ライオンになったアデイールはカッコいいと思うんですが。

BLファンタジーであると同時に親子の絆の再生の物語>
そんなに深く読んでくださってありがとうございます。誠吾という、心に傷を負った男が、アデイールと云う少年の傷を癒すことで、己の傷も癒していく話として読んでいただけたら、最高です。


何だか、ものすごいお褒めを頂いて嬉しいやら、恥ずかしいやらでした。
エンターテイメントを書きたいだけでやっているので、皆さんに楽しんでもらえたら、最高です。


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おまけ話はこちら。

【大好きな……】


駅を降りると、すごく熱かった。
でも、駅を出たらお父さんが待っている。
そう思ったら、楽しくなって、僕は一生懸命、出口に向かって走る。
公共の場所では走ってはいけません。なんて先生は言うけど、今はそんなの無視!
一ヶ月ぶりに会う。大好きなお父さんが待ってるんだもん。

「都!」
僕の顔を見ると、お父さんはすごく嬉しそうに笑った。
「お父さん!」
大きく広げたお父さんの腕に飛び込むと、お父さんはそのまま僕を抱え上げてくれた。
「大きくなったなぁ。小学校はどうだ?」
「うん。一年生で一番高いよ。この間、かけっこで一等賞だったんだ!」
「そうか!」
僕は春に一年生になった。
本当は、学校なんて嫌な奴もいっぱいいるんだけど、そんなことお父さんには言わない。お父さん、心配しちゃうもん。
「今日は都の好きなハンバーグにするからな」
「ホント? 甘いにんじんもある?」
「もちろん」
「やった~!」
お母さんと違って、お父さんはとってもお料理上手だ。にんじんだって、ぴーまんだってすごく美味しい。だから、僕は同じクラスの子達みたいに、お野菜嫌いなんて、子供みたいなことは言わない。何でも食べるから、大きいんだって。
「明日は遊園地行こうな。都は何に乗る?」
「ジェットコースター! あと、コーヒーカップがいい!」
「ぐるぐる廻る奴ばっかりだな」
お父さんは、人がたくさんいるところだと、必ず手をつないでくれる。今日も手をつないだまま、お父さんのうちへ帰った。
「ただいま~!」
大きな声で言う。お母さんはお邪魔しますって言うんだよ。って言うけど、何でだろう?
ここはお父さんと僕のうちなんだもん。やっぱりただいまだよ。
「おかえり」
ほら、お父さんだって笑ってる。
「お父さん、ジュース飲んでもいい? お父さんも飲む?」
「そうだな。お父さん、コーヒーがいいな」
冷蔵庫を開けると、缶コーヒーと、僕の大好きなオレンジジュースが入ってる。僕は戸棚から、コップを出して、それにジュースを注いだ。
僕のお茶碗も、お箸も、コップもそのままなのに、どうして、お父さんと一緒にいられないんだろう。
同じクラスの朋くんにどうしてお父さんと一緒に暮らせないの?って聞いたら、「都ちゃんのお父さんとお母さんはリコンしたんだよ」って言ってた。
リコンって何?って聞いたら、お母さんとお父さんが喧嘩して一緒にいられなくなるんだって。
朋くんはいつもとっても物知りだけど、それは違うと思うな。だって、お父さんとお母さんは喧嘩なんかしてないよ。
僕は小さい頃からずっとお父さんといたんだもん。そこに、知らない女の人が来て、「お母さん」だって言われたんだ。
これから、お母さんと暮らすから、お父さんと離れなきゃいけないんだって。
そんなの嫌だって、押入れに隠れて泣いてたら、一ヶ月に一回だけお父さんに会いに来てもいいって言われたんだ。
それでも嫌だって言ったら、お父さんがすごく悲しそうな顔になった。お父さんが悲しいのは、僕はもっと嫌だから、お母さんと暮らすことにしたんだ。
僕がお父さんと離れる日に、お父さんは僕がずっと行きたがってた遊園地に連れて行ってくれた。
帰りにお父さんがおんぶしてくれて、眠くなって、そしたら、お父さんとお母さんが話してた。
「すっかり懐いちゃって。ごめんね、聡」
「いや、俺も早く知らせれば良かったんだ。昌俊が死んでから、あんまり懐いてくれたんで、離せなかった」
「でも、もうアタシが育てるわ。アタシの子だもん。聡も、何時までも、死んだ恋人に縛られていることは無いのよ。昌俊のことは早く忘れて」
「うん。そうするよ。でも、しばらくは都のお父さん代わりでいたいな。ずうずうしいな、俺」
「ううん。この子が分別付くまではそうしてあげて」
眠かったし、判んない言葉がいっぱいあったけど、お父さんが悲しそうなのだけは解かった。
いつか、大きくなったら、僕がお父さんのそばにいてあげる。そしたら、さびしくないよ。


「お父さん、学校で、将来何になりたいかって聞かれたんだ」
「へぇ、都は何になりたいんだ?」
「お嫁さん!」
「おいおい、都は男の子だろう?」
「やっぱり、おかしい?」
そうなんだ。みんな笑うんだ。朋くんだけは、誰のお嫁さんになりたいかって聞いてくれた。
「お父さん」って言ったら、「お父さんと一緒にいたいんだよね」って。
でも、お父さんは困った顔をしている。
「男の子は、お嫁さんを貰うんだ。お嫁さんにはなれないんだよ」
「そうなんだ!」
そうか、それでみんな笑ってたんだ。じゃあね。
「お父さんをもらいたい!」
「え?」
「お父さんが、僕のお嫁さんになって!」
「ええ~~~?」
約束約束。ゆびきりだ!
「ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます」
お父さんは困った顔をしてるけど、約束しなきゃ。
でなきゃ、お父さん、誰かにとられちゃう!
「約束ね!」
僕は立ち上がって、驚いてるお父さんの唇に、チューをした。
朋くんは、お嫁さんの約束は唇にチューするんだって言ってたもん。
「絶対に約束だよ!」
お料理上手で、綺麗で優しい、僕のお嫁さん。


<おわり>
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